ボロ長屋の情操教育
「情操」って、簡単に言うと豊かな心で、情操があると幸せ度が増すみたい!
今はもうなくなったけど、私達は昔長屋みたいなボロい借家に住んでいて、貧しくないけど豊かでもなかった。家族旅行とかも行った事もなかったと思う。だけど、その家では良い思い出しかない。
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雪で作ったテーブルでケーキを食べた
雪が積もった日、姉妹で雪で作ったテーブルにババが持ってきたケーキを食べた。たしかイチゴのショートケーキ。一番心に残るケーキです。
「たら・れば」とお店屋さんごっこ
ババとの遊びは、決まって同じストーリー。「大きくなったら、ビル建てよう!」と言う。
1階は姉と母のお店屋さん。ババがお店の商品とかを聞きながら、それを絵に描く。毎回、設定は変わるけど、大体、お洋服屋さんだったりする。2階は私の宝石屋さん。これは、いつも同じ。
大金持ちになって、3階は、家族皆でリッチに住む。素敵なお家とかインテリアとかをババが描く。
だから、「大きくなったら宝石商になる」と、子供らしからぬ夢を抱いていました。
そして、時々、近所の子供達を招いてお店屋さんごっこをした。
お店の商品をババが紙でバック作ったり、商品を作るので、お店屋さんごっこは製作から開店まで数日かかり、すごくワクワクしていた。
それが、やたらと楽しかった。
不思議なおやつタイム
添加物・合成着色料・インスタント食品を毛嫌いしていたババ。おやつは、もっぱら蒸しパン。
スナック菓子は子供時代の憧れ。「後ろ向いていて」とババ。「チチンプイプイ」とババが言って出てくるのは、必ず、一人数個の「カール」。
いつもどこにあるのかが、絶対分からなくて、謎のスペシャルおやつタイム!
寝る前の水泳大会
寝る時は、”寝る部屋”に4枚の布団を敷いて寝る。で、その上でクロールすると何故だか、前に進む。で、水泳大会になる。姉は、その仕組みが不思議でならなったって!!
手作りおもちゃと忘れられないクリスマス
ババは、お人形用の洋服やお家や布団をよく作ってくれた。フェイクファーを使った毛布、箱の中のお人形のお家は、独特のリアル感があり、なんとなくおもちゃを越えていた気がする。
サンタクロースを信じていた頃の忘れられないクリスマスプレゼント。枕元に用意されていたのは、私が赤・姉が黄色の丸い2段のお裁縫箱。中には、洋服を着たぬいぐるみなどと文房具等、満杯に詰められていた。あの時の幸せなクリスマスは忘れらない。
夏休みの親戚一同ゲーム大会
毎年夏には、ババの兄妹と従妹が集まって大・ゲーム大会が開かれた。
子供から大人まで、参加可能なゲームの中には”現金掴みとり”も。さらに、すべてのゲームで参加賞から順位に応じて、商品が付く。学校でのお楽しみ会と違って、少しヤンチャな感じのゲーム大会。
ゲーム大会に向けての商品の仕入れは参加する子供達の仕事となる。数百円の文房具が殆どだけど、ゲーム大会に向けて、参加賞と順位の商品仕入れの仕事が依頼され、予算に応じて、考えて購入するのが楽しかった。
一番の思い出は、「ドンパッチ」という口の中で弾けるなお菓子があり、それを棚毎大人買いした事。初めての大人買い。そして一気に大量に口に入れて「パチパチ」した!!
いつまでも夏が好きなのは、楽しい思い出が多かったからかも!!
大人(シニア)になって思う事
情操や教養は人生を楽しくする
タモリのTwitterだったかなぁ。。。。教養は、遊びを楽しくするもんだって。
確かに。歴史を知ると、建造物への見方が変わる。
情操も同じなのかもなぁ。お庭のキンモクセイの香り・夕日、日々の風景に幸せを感じる。
「学校の仕事が忙しくって、一番悲しいのは、登校する児童が、”今日、七夕だね。”って言ってくれても、一緒にゆっくり七夕の話が出来なかった事。情緒教育が出来ない・・・」数年前に退職された小学校の先生の話は、心に染みた。
専門的な事は分からないけど、私達は、豊かな情操教育を受けてきたと思う。歳をとってそう思っています。
平成で子育てした私も、子供たちに、そんな思い出を作ってあげたかったけど。。。上手く出来ていたかはわからないです。
ババからのLINE
ババは、いつも何かしている。それが、子供の時代から今に至るまで、どれも面白かった。
物があふれる世の中に虚しくなる時もあるかもしれないけれど、楽しんでください!
ババから来るFAXって楽しい
挿絵が描かれていてどれも、クスっと思える楽しいFAXです。
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